iPhoneの初期化の方法と初期化前のチェックポイントを解説

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iPhoneを下取りに出したり売却したり、他人に譲渡する際に必ず必要になるのが「iPhoneの初期化(リセット)」です。個人情報を守るためにも、iPhoneを手放す前に必ず自分で初期化して、iPhone内のデータをすべて削除しておきましょう。

この記事では、iPhoneを初期化する方法をくわしく解説していきます。

事前準備から注意点、iPhoneを強制的に初期化する方法まで網羅的に紹介しているので、ぜひ最後までご覧になってください。

iPhoneを初期化する前に

iPhoneを初期化する前にチェックしておきたいポイントは、大きく分けて5つあります。

  1. Apple Watchのペアリングを解除する
  2. バックアップを作成する
  3. iCloudからサインアウトする
  4. iMessageの登録を解除する
  5. 信頼できるデバイスリストから削除する

1. Apple Watchのペアリングを解除する(Apple Watchユーザーの場合)

Apple Watchを使用している場合は、iPhoneとのペアリングを解除しておきましょう。

モバイルSuicaを利用している場合

Apple WatchでモバイルSuicaを利用している場合、ペアリング解除前にカード情報(残高など)を削除(退避)しておく必要があります。

  1. Apple Watchで「Wallet」アプリを開く
  2. 削除したいSuicaを選択
  3. 表示されたSuicaを強く長押し
  4. 「カードを削除」をタップ
Suicaを削除すると、カード情報がSuicaのサーバーに預けられます。預けたカード情報は、再度Apple Watchをペアリングして設定する際に復元可能です。

【機種変更】iPhone/Apple Watchから、別のiPhone/Apple Watchへ。
http://appsuica.okbiz.okwave.jp/faq/show/1537?site_domain=default

Apple Watchのペアリングを解除する手順

Apple WatchとiPhoneのペアリングを解除する手順は下記のとおりです。

  1. Apple WatchとiPhoneを近くに置く
  2. iPhoneで「Watch」アプリを開く
  3. 「マイウォッチ」>「すべてのウォッチ」をタップ
  4. ペアリングを解除したいApple Watchの横にある「i」マークをタップ
  5. 「Apple Watch とのペアリングを解除」をタップ

Apple Watchがセルラーモデル(GPS + Cellularモデル)の場合、モバイル通信プランを維持するかどうか選択します。

  • 再度ペアリングする予定がある場合:モバイル通信プランを維持する
  • 再度ペアリングする予定がない場合:モバイル通信プランを維持しない(削除する)
Apple WatchとiPhoneのペアリングが解除されると、Apple Watch内のデータはiPhone内にバックアップされ、Apple Watchは自動的に初期化されます。
Apple Watch のペアリングを解除して消去する

2. バックアップを作成する

iPhoneを初期化すると、すべてのデータや設定がリセットされます。事前に必ずバックアップを作成しておきましょう。

iPhoneのバックアップ手順は、

  • iPhoneからiPhoneに移行する場合
  • iPhoneからAndroidスマホに移行する場合

で異なります。

具体的な手順は下記の記事でそれぞれ詳しく解説しているので、ぜひご覧になってください。

iPhoneからiPhoneにデータ移行する方法まとめ
https://mag.nicosuma.com/data-transfer-from-iphone-to-iphone/

iPhoneからAndroidにデータ移行する方法まとめ
https://mag.nicosuma.com/data-transfer-from-iphone-to-android/

3. iCloudからサインアウトする(iPhoneを譲渡する場合)

iPhoneを譲渡する場合は、初期化の前にiCloudからサインアウトしておきましょう。

iPhoneには、セキュリティ保護のために「アクティベーションロック」という仕組みや「iPhoneを探す」という機能があります。iCloudからサインアウトせずに初期化すると、アクティベーションロックやiPhoneを探すが有効のままになり、譲渡された人がiPhoneを使用できなくなってしまう可能性があります。

iCloud からサインアウトしそびれた場合、デバイスにアクティベーションロックがかかったままになっている可能性があります。この場合、以前デバイスを設定したときに使ったものと同じ Apple ID とパスワードを入力しなければなりません。
(引用:https://support.apple.com/ja-jp/HT201441

iCloudからサインアウトする手順は下記のとおりです。

  1. 本体の「設定」>「”ご自身のユーザー名”」をタップ
  2. 一番下にスクロールして「サインアウト」をタップ
  3. Apple IDのパスワードを入力して画面右上の「オフにする」をタップ
  4. 「データのコピーをこのiPhoneに残しますか?」ときかれたら、すべての項目をオフにして画面右上の「サインアウト」をタップ
  5. 「本当によろしいですか?」ときかれたら、再度「サインアウト」をタップ

以上で、iPhoneを初期化する準備は完了です。

4. iMessageの登録を解除する(Anroidスマホに移行する場合)

iPhoneからAndroidスマホに移行する場合は、iMessageの登録を解除しておきましょう。

iMessageの登録を解除しないと、AndroidスマホでSMSやMMSが受信できなくなる可能性があります。
  1. 本体の「設定」>「メッセージ」をタップ
  2. 「iMessage」をオフにする

iPhoneがすでに手元にない場合は、下記のページからiMessageの登録を解除することができます。

iMessage の登録解除|Apple サポート
http s://selfsolve.apple.com/deregister-imessage/jp/ja

5. 信頼できるデバイスのリストから削除する(iPhoneを譲渡する場合)

iPhoneを譲渡する場合は、最後に「信頼できるデバイス」のリストから、初期化するiPhoneを削除しておきましょう。

信頼できるデバイスのリストから削除すると、Apple IDの悪用を防ぐことができます。
  1. 本体の「設定」>「"ご自身のユーザー名"」>「デバイス」をタップ
  2. 信頼できるデバイスのリストから、削除したいiPhoneをタップ
  3. 「アカウントから削除」をタップ

iPhoneがすでに手元にない場合は、ほかのApple製品(iOSデバイスやMac)、またはApple IDのアカウントページから削除可能です。

iPhoneを初期化する手順

iPhoneを初期化する手順は下記のとおりです。

  1. 本体の「設定」>「一般」>「リセット」をタップ
  2. 「すべてのコンテンツと設定を消去」をタップ
  3. パスコードとApple IDのパスワードを入力

しばらくすると、iPhone内のすべてのデータと設定が除去されて、工場出荷状態にリセットされます。iPhoneが再起動して画面に「こんにちは」と表示されたら、初期化完了です。

初期化しただけでは、iPhone内のデータが本当に削除されているのか不安な方もいるかもしれません。iPhoneに保存されているデータはすべて暗号化されています。iPhoneを初期化すると一切のデータを復元することができなくなるので安心してください。

iPhoneを強制的に初期化する方法

  • iPhoneのパスコードを忘れてしまった
  • iPhoneの画面が割れて操作できない
  • iPhoneを紛失してしまった

などの理由で、iPhoneを初期化したくてもできないときのために、iPhoneを強制的に初期化する3つの方法を紹介します。

  • リカバリーモード
  • DFUモード
  • iPhoneを探す

それぞれの手順を見てみましょう。

リカバリーモード

iPhoneは手元にあるものの、何らかの理由でiPhoneを操作できないときは、「リカバリーモード」を試してみてください。

リカバリーモードを使ったiPhoneの初期化には、コンピューター(MacやWindowsパソコン)が必要です。

リカバリーモードを起動する手順は、機種によって異なります。

iPhone 6sやiPhone SE(第1世代)以前の機種

  1. iPhoneをコンピュータに接続する
  2. 電源ボタンとホームボタンを同時に長押しする
  3. リカバリーモードの画面が表示されるまで押し続ける

iPhone 7/7 Plus

  1. iPhoneをコンピュータに接続する
  2. 電源ボタンと音量を下げるボタンを同時に長押しする
  3. リカバリーモードの画面が表示されるまで押し続ける

iPhone 8やiPhone X以降の機種

  1. 音量を上げるボタンを押してすぐに離す
  2. 音量を下げるボタンを押してすぐに離す
  3. 電源ボタンを長押しする
  4. リカバリーモードの画面が表示されるまで押し続ける
リカバリーモードが起動できない場合は、手順1からやり直してみてください。

iPhone、iPad、iPod touch をアップデート/復元できない場合
https://support.apple.com/ja-jp/HT201263

DFUモード

iPhoneをリカバリーモードで初期化できない場合でも、「DFUモード」を使うことで対処できる可能性があります。

AppleはDFUモードの利用を推奨していません。DFUモードは、あくまで緊急時の手段です。まずは上記のリカバリーモードを試してみてください。

DFUモードを起動する手順は下記のとおりです。

iPhone 6sやiPhone SE(第1世代)以前の機種

  1. iPhoneをコンピュータに接続する
  2. 電源ボタンとホームボタンを同時に長押しする
  3. 画面表示が消えたら電源ボタンのみ離す
  4. コンピュータがiPhoneを認識するまでホームボタンを押し続ける

iPhone 7/7 Plus

  1. 電源ボタンと音量を下げるボタンを同時に押す
  2. 画面表示が消えたら電源ボタンのみ離す
  3. コンピュータがiPhoneを認識するまで音量を下げるボタンを押し続ける

iPhone 8やiPhone X以降の機種

  1. 音量を上げるボタンを押してすぐに離す
  2. 音量を下げるボタンを押してすぐに離す
  3. 電源ボタンを長押しする
  4. 画面表示が消えたら電源ボタンにくわえて音量を下げるボタンを長押しする
  5. 両方のボタンを同時に5秒長押ししたら、電源ボタンのみ離す
  6. コンピュータがiPhoneを認識するまで音量を下げるボタンを押し続ける

iPhoneの画面表示が消えた状態でコンピュータに下記のメッセージが表示されれば、DFUモードの起動は成功です。

iTunesはリカバリーモードのiPhoneを見つけました。

あとはiTunesから、iPhoneを初期化(復元)してきましょう。

DFUモードが起動できない場合は、手順1からやり直してみてください。

iPhoneを探す

iPhoneが紛失・盗難によって手元にない場合でも、「iPhoneを探す」機能を利用することで遠隔で初期化できる可能性があります。

  1. ほかの端末(MacやWindowsPC、iPadなど)からhttps://icloud.com/findにアクセス
  2. 「すべてのデバイス」から、初期化したいiPhoneを選択
  3. 「iPhoneの消去」をクリック

まとめ

この記事では、iPhoneを初期化する際のポイントを解説しました。

まずは事前に準備が必要です。

  1. Apple Watchのペアリングを解除する
  2. バックアップを作成する
  3. iCloudからサインアウトする

端末を譲渡する場合は、iPhoneを初期化する前に必ずiCloudからサインアウトしておきましょう。

iPhoneの初期化手順は下記のとおり。

  1. 本体の「設定」>「一般」>「リセット」をタップ
  2. 「すべてのコンテンツと設定を消去」をタップ
  3. パスコードとApple IDのパスワードを入力

何らかの事情でiPhoneを操作できない場合は、ほかの端末から強制的に初期化できる方法もあります。いざという時のために確認しておくといいでしょう。

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