iPhoneもやはり精密機器、稀にしかないもののどうしても急に動かなくなりフリーズ状態になってしまうことがあります。
例えば、アプリがフリーズしてもホーム画面に戻ることができるのならまだ対処法も考えられますが、完全に反応なしの場合、強制シャットダウンや強制再起動をしてみて改善しないか試してみましょう。
ここでは、iPhoneでの強制シャットダウンと強制再起動する方法について分かりやすく解説したいと思います。
iPhoneでの強制シャットダウンのやり方
iPhoneでの強制シャットダウン(強制終了)のやり方を説明します。
その前に・・・
強制シャットダウンはあくまでも最終手段です。稀ではありますが、強制シャットダウンをすることで、データが消えてしまったり、バッテリーが破損してしまうこともゼロではありません。
下記にある強制再起動のほうが負荷は少ないので、まず強制再起動やOSのアップデートなど他の方法をトライしてみてどうしてもダメな場合の最終手段として考えておいてください。
iPhoneでの強制シャットダウンは、iPhoneの機種によりやり方が異なります。
- iPhone 8以降~iPhone12シリーズまで
- iPhone 7・iPhone 7 Plus
- iPhone 6s以前
iPhone 8以降~iPhone12シリーズまででの強制シャットダウンの方法
iPhone 8以降の強制シャットダウンのやり方は以下の4ステップになります。
- 音量上げるボタン(左サイド)を押してすぐ離す(一瞬押す感じです。)
- 音量下げるボタン(左サイド)を押してすぐ離す(一瞬押す感じです。)
- 電源ボタン(右サイド)を長押しする
- Appleのロゴ(リンゴマーク)が表示されたらボタンを離す
iPhone 7・iPhone 7 Plusの強制シャットダウンの方法
iPhone 7・iPhone 7 Plusの強制シャットダウンのやり方は以下の2ステップになります。
- 音量下げるボタン(左サイド)と電源ボタン(右サイド)を同時に長押しする
- Appleのロゴ(リンゴマーク)が表示されたらボタンを離す
iPhone 6s以前の強制シャットダウンの方法
iPhone 6s以前の強制シャットダウンのやり方は以下の2ステップになります。
- ホームボタン(本体下部)と電源ボタン(右サイドもしくは上部)を同時に長押しする
- Appleのロゴ(リンゴマーク)が表示されたらボタンを離す
このようになっています。
やはり、ホームボタンが廃止前と廃止後ではだいぶ強制シャットダウンもやり方が変わりましたね。
iPhoneでの強制再起動のやり方
パソコンと同じで、iPhoneでも内部で何かしら不具合が起きフリーズ状態になってしまっていても、再起動を行うことでリフレッシュでき、安定した元の状態に戻せることがあります。
iPhoneでの強制再起動は、強制シャットダウン同様、iPhoneの機種によりやり方が異なります。
- iPhone X以降~iPhone 12シリーズまで
- iPhone 8以前
強制再起動のやり方が異なる機種は、強制シャットダウンとは異なるので気を付けてください。
iPhone X以降~iPhone 12シリーズまででの強制再起動の方法
iPhone X以降の強制再起動のやり方は以下の4ステップになります。
- 音量ボタン(※上下どちらでもOK)(左サイド)と電源ボタン(右サイド)を同時に長押しする
- 「スライドで電源オフ」が表示されるので、スライドして電源を切る
- 再度、1と同様、音量ボタン(※上下どちらでもOK)(左サイド)と電源ボタン(右サイド)を同時に長押しする
- 電源が付いて、パスコード要求画面になったら再起動完了です。(あとは通常通りの操作ができます。)
iPhone 8以前の強制再起動の方法
iPhone 8以前の強制再起動のやり方は以下の4ステップになります。
- 電源ボタン(右サイド)を長押しする
- 「スライドで電源オフ」が表示されるので、スライドして電源を切る
- 再度、1と同様、電源ボタン(右サイド)を長押しする
- 電源が付いて、パスコード要求画面になったら再起動完了です。(あとは通常通りの操作ができます。)
iPhoneで強制シャットダウンに踏み切る前に
冒頭でも書きました通り、iPhoneで強制シャットダウンを繰り返してしまうと、データが一部破損をしてしまったり、バッテリーが損傷してしまったりすることも考えられリスクがあります。
iPhoneで強制シャットダウンに踏み切る前に以下のことを試してみると良いと思います。
OSやアプリをアップデートしてみる
完全にフリーズしてしまっていてはどうしようもないですが、アプリがフリーズしていてホーム画面には戻せるような状態の場合などは、OSやアプリをアップデートしましょう。
バージョンが旧バージョンのために不具合が起きている可能性があります。OS、アプリともにiPhoneでは自動的に最新バージョンにアップデートされていますが、できていない場合も考えられます。
【OSアップデート手順】
- (Wi-Fi下で)【設定】※必ずWi-Fiにつなげての状態になります。
- 【一般】
- 【ソフトウェア・アップデート】
- 【ダウンロードしてインストール】
- 【パスコードを入力】
- 【今すぐインストール】
【アプリアップデート手順】(iOS13以降)
- 【App Storeを開く】
- 【右上の人マークをタップ】
- 【アカウント情報の画面を下にスクロールする 】
- 【アップデートしたいアプリの(アップデート)を押す)
メモリ容量がいっぱいになっている
ストレージやメモリの容量がいっぱいに近づいていると、フリーズする場合があります。iPhoneの【設定】→【一般】→【情報】→下にスクロール→【ストレージ容量と残りが表示されます】で残り容量をチェックしてみてください。残り僅かな場合は、写真などのデータをiCloudなど別の場所に移してiPhone本体自体は軽くしてみてください。
バッテリーの劣化
バッテリーが劣化するとフリーズしやすくなります。【設定】→【バッテリー】→【バッテリーの状態】を確認し、残り僅かな場合はバッテリーの交換をおすすめします。そのまま、Apple公式店へバッテリー交換の申し込みをすることもできます。(※Apple 製品限定保証もしくはAppleCare+対象外で7,400円(iPhone X以降:公式価格)
iPhoneでの強制シャットダウン、強制再起動ができない場合
上記にあるとおり、強制再起動や強制シャットダウンができない(何も反応しないまま)場合、以下な対処法を一度試してみると良いでしょう。
充電をしてみる
単純なことですが、単に充電切れしているだけということも考えられないわけではないと思います。念のため、まず充電してみて再度動かないかトライしてみましょう。
一度放電してみる
完全に放電して充電を完全にオフにしてみましょう。それで、改めて充電しなおして電源を入れてみると元に戻ったりすることもあります。
修理に出す
強制シャットダウンもできない状態の場合、これ以上は自分でどうこうすることはできません。下手に自分で直そうと分解などしてしまうと元に戻せなくなってしまうことも。最初から修理に出すのが無難です。
民間のiPhone修理店に出す方法もありますが、ホームページ上からAppleの公式修理店への予約が可能です。(https://support.apple.com/ja-jp/repair)。
まとめ
今回は「iPhoneで強制シャットダウンと強制再起動する方法」についてお送りしました。
iPhoneやパソコンなどの操作に慣れていない人の場合、特にフリーズなんてしてしまったら焦ってしまいますよね。
しかし、強制再起動、強制シャットダウンを行うことで元に戻ることも多いので、慌てず落ち着いて対処しましょう。
▼にこスマの主な取り扱い機種一覧
iPhone 7
iPhone 8
iPhone X
iPhone XR
iPhone XS
iPhone XS Max
iPhone 11 Pro